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あなたは絶対にこうならないで。素人女性を泣かせる『しつこいマゾの害悪さ』を知って!

私は正式にどこかに所属しているわけではなく、あくまでフリーランスとして趣味でSMを楽しんでいます。

SM特化のイベントにふらりと遊びに行って、新しいS女性やマゾ男性とお知り合いになって、ゆるゆるっと楽しんでいるのです(・ω・)

そんな私ですが、いくつか行き着けのイベントもありまして……今回はエピソードを交えながら、「しつこいマゾの害悪さ」についてお話していきます。

少し真剣なお話になってしまいますが、SMイベントという狭いコミュニティの中で誤解が無く楽しむためにも、ぜひお読みの上お楽しみいただければ幸いです。

「素人女性」の価値

特にマゾ男性が主催するSMイベントの場合、女性の参加者をとても丁寧に扱ってくださる印象です。入場無料も多く、「女性が気持ちよく参加できる場」に尽力してくださいます。

女性が集まらないことには、何にもなりませんからね。その中でも「プロの女王様(お店に所属なさっている方など)」とは別に「素人フリーランス女王」の需要もあります。

いわゆる、私のような存在です。普段は会社員や学生さんだけれども、趣味嗜好としてSMを楽しんでいるという、「性癖がSMであるだけの普通の女性」です。

その「普通らしさ」がマゾ男性にウケが良いシーンも多いです。バッチリとボンテージを身に纏い、キラキラとパッケージングされた女王様よりも、日常に近いリアル感があるのでしょう。

もちろん、プロの方の方が好みだというマゾも多いです。結局は食べ物の好き嫌いと同じで、趣味嗜好の問題なのです。

優しそうな女性はゴミマゾに狙われやすい

ですがそんな彼女達に付け入るマゾ男性がいます。「女王様なら断られるけれど、この子なら普通っぽい子だし断れないだろう」と、無茶なプレイを要求することがあるのです。

私のように気が強いじゃじゃ馬であったり、ある程度場を踏んでいたり、もしくはしっかりとNOと言える芯のある女性であれば、大きな問題にはなりません。「できません」と言えばそれで済む話ですからね。

それにマゾからしてもやっぱり察するようで、1度断れば「あ、この人はいくら頼んでも無理だな」とすぐに引き下がることが多いです(私やお友達は気が強い子が多いので、しつこくされたことはほとんどありません)。

ですが問題になるのは、なまじ優しくて「NOと言えないか弱い素人女性」です。そして嫌らしいことに、無茶な要求をするマゾはしっかり人を選んでいます。

勘違いマゾは「自分の命令を聞く女王」を探している

そもそもSMイベントは女性が金額的にも優遇されていることがほとんどです。イベントによっては女性は無料という場も多いです。そして彼女達にとっては、この「無料」が仇となるのかもしれません。

「この人たちはお金を払っている。私は無料で来ている。だから、本音は嫌だけれど応えないと場の雰囲気が悪くなるのかな……」。

もちろん、素人女性が被害を受けやすい原因はこの限りではないでしょう。ですがこのように思ってしまう心優しい素人女性を、マゾはしたたかに狙います。「お願い!少しだけでいいから」。「ちょっと踏んでくれるだけでいいから」。

全く、おぞましいの一言に尽きます。

本来は「SMというロールプレイングの中で命令を聞く側」のマゾ男性が、結果的に「自分の要求を呑む都合の良い女王役」を探していることになるのです。これは、SMではありません。ただのエゴの押し付けです。

心無いエゴマゾに傷つけられた彼女

夏に参加したアットホーム系のSMイベントにて、更衣室に入ると若い女性が1人、鼻を啜りながらメイクを直していました。初対面でしたが思わず声をかけたのです。

すると彼女は「○○さんって知ってますか?青いシャツを着ている人なんですけれど。」「あの人、足を舐めさせてくれって怖くて……。」と怯えた様子でした。

聞くところによると、最初は普通に頼んできたものの、彼女としては「舐め」は生理的にNG。ですが、他の人がいないのを良い事に、「舐めろよ」「ねぇ、舐めてよ」と声を荒げられた、とのことでした。

男性に声をあらげられるのが苦手という彼女は、恐怖に負けてOKをしてしまったとのことでした。悔しさと気持ち悪さで泣けてきてしまって……と涙目で話す彼女を見て私も悔しく、もらい泣きをしてしまいそうになりました。

すぐにでも本人の元に向かいたかったのですが、主催者に一部始終を知らせました。主催者は顔色を変えてそのマゾを連れて行き、すぐに着替えさせ、返金無しで追い出し、そのまま出禁に。

主催者はその女性に心から謝っていました。女性はホッとしたのか「良かった……!」と笑顔になった後に、「すみません、迷惑掛けちゃって、すみません」と私達に謝るのです。あなたは何も悪くないのに。

ルールを守れない、気の弱そうな女性だけを付けねらうマゾは、消えろ。と思います。なぜ彼女が涙を耐えながら1人でメイクを直さなくてはいけないのか。なぜ彼女が謝らなくてはいけないのか。

さらに言えば、マゾのネットワークは早いです。特に地域が決まっていれば、違うイベントで顔を合わせるなんてザラにあります。

自分の欲求だけを押し通す自分勝手な要望粗暴な振る舞い脅迫めいた言い草。それらはすぐに噂になって界隈に広がります。誰1人のためにもならないこと。ですが、自分で撒いた種なのです。

彼女はそのイベントにまた参加しているようです。これがキッカケでSMイベントがトラウマにならなくて本当に良かった、と胸をなでおろしました。

私がマゾ男性に望むこと。「勇気」が無理なら「優しさ」を!

マゾ男性は、決して自分がこうならないように自分をコントロールしていくことが必要です。仮に、一時凌ぎの欲望を昇華できたとしても、結局は自分も被害を被ります。

何より、女性を泣かせてどうする、ばか者め。泣くのはマゾの仕事です。

そしてもしもあなたがイベントに遊びに行き、困っているS女性を見かけたとしたら、ぜひ手を差し伸べて差し上げてほしいのです。

勇気がいることだと思いますが、最初から喧嘩腰になる必要はありません。

話しかけられないのなら、まずはその2人の側に近づくだけで構いません。人に聞かれていると思うと、無理を言う方も言い出しづらくなります。去っていった後に女性に「大丈夫でしたか?」と聞いてあげてください。

何も無かったのなら、それで良いじゃないですか。楽しく幸福なSMイベントの空間は、マゾ男とS女性それぞれの自治と思いやりで成り立っているのです。

まとめ~男も、女も、楽しみにきたんだから。~

今回はエピソードを交えながら、SMイベントにて素人女性を困らせる「しつこいマゾの害悪さ」について解説をさせていただきました。

気を付けたいのが、普段はまともなマゾでもイベントという非日常に来ることで強気になってしまうことがある、ということです。

常に自分の中に冷静な自分を飼い、今の自分は女性に対して無理を押し付けていないか、相手も楽しんでくれているか、気を配れるようにしておきましょう。

相互理解、助け合い。思いやりこそがカルチャーを広めます。お互い一緒に楽しみましょう!