コラム

『自分に合った緊縛講習会』を選ぼう!3つのタイプで分かる『緊縛の趣旨』の違い

緊縛の講習会などって色々なタイプがありますよね。責め手としても受け手としても、勇気を出して緊縛講習会に行ってみたらなんだかイメージと違った……なんてことがあるのではないでしょうか。緊縛は人それぞれの目的やイメージがありますから、ビジョンと合致する趣旨のイベントを見つけることが大切です。

 

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今回は「アート」「性的快感」「縛り」の3種類に分けて、それぞれの緊縛のタイプやメリット・デメリットをご紹介します。自分がどのような緊縛をしたい/されたいのかを理解した上で、その内容に見合う講習会を探してみましょう!

アートロープタイプ

 

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アートロープタイプは「芸術作品」としての緊縛を目的としています。自身の作品を構成する要素としての緊縛であり、最終的に「パッケージされた完成品」を目指すことが目的です。そのため受け手側の快感や居心地の良し悪しなどは度外視される可能性も捨てきれません。

当然、受け手側が心地よく感じることが作品の完成度にも関わってくる要素にもなります。ですが「快感や心地よさが第一ではない」ことは念頭に置いて受けるべきだと言えるでしょう。アートロープタイプにおいての受け手は、縛り手の持つ世界観の具現化に必要なパーツ、ということになります。

そこにはもちろんビジュアルや人間面での相性も重要になりますし、精神面での繋がりがあるからこそ作品の完成度に直結するのも確かです。ですが目的はあくまで「芸術」であることから、「責め手の作品構成に自分という存在が交われる」ことへの悦びを少なからず感じているか否かが向き不向きに関わるでしょう。

メリット

  • アーティスティックな完成品となり世界観を感じられる
  • 「自分ならでは」という個としてのアイデンティティの高まりを感じられる

デメリット

  • 緊縛による受け手の心地よさの優先度が高くない
  • 長時間の緊縛の可能性もある

性的快感目的タイプ

 

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名前の通り、緊縛による肉体的・精神的な性的快感に重きを置いているタイプです。大きく分けて2種類あり、まず1つはフィジカル面。縄で体を縛られたその質感や拘束感、痛みなどの表面的感覚がそのまま性的興奮や快感に繋がる緊縛です。また縛り手も、どのように縛れば受け手が快感を感じられるかを理解する必要があり、ペアとしての相性が重要です。

そしてメンタル面では「緊縛をされている」というシチュエーションそのものに性的興奮を抱きます。その精神的興奮が感度を上げて肉体的興奮にリンクすることも多いです。メンタル面ではフィジカル面以上にその興奮のベクトルが細分化されます。

例えば「手首を拘束される」だけのことが性的興奮に直結する受け手もいれば、緊縛によりM字開脚のような恥辱的な格好をさせられて見世物のように扱われるのが好きだという受け手もいれば、ボディラインがハッキリ出るような全身緊縛をされてから蝋を垂らされるのが好きだという受け手もいれば……というように。まさに十人十色。受け手によってはある程度のアート性を求められることも(ですがこの場合は芸術のためではなく、「芸術的に縛られていること」というシチュエーションから感じられる性的興奮のため)。

アートロープタイプが「芸術」のための緊縛なら、こちらはあくまで「性的プレイ」の一貫としての緊縛。股間部分に結び目を作りそれを動かして受け手に肉体的快感を抱かせる、なども大きくはこれらに分類されます。なので芸術タイプと違い「受け手が心地よくあること」がより重要視されます。

メリット

  • 受け手の身体的な安心感や居心地の良さが優先されやすい
  • イベントの場などでも責め手と受け手の需要が合致しやすい

デメリット

  • 受け手側が「エロコンテンツ」として消費される可能性がある
  • 精神的な快感を求める場合はお互いの価値観の相違があると難しい

「解き」重視タイプ

 

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緊縛を一旦完成させた後、その縄を解く」という過程を重要視するタイプです。そのため「縄の跡の残り方」「解く最中の緩急」「縄跡のついた肌への触れ方」、またそれらを含めたムード作りがポイントになります。

特にアートロープタイプに多いのですが「緊縛完成がゴールであり、解きは消化作業」というケース。もちろんアートロープはそれが目的なのでおかしなことではありません。ですがこの「解きタイプ」では、解きにこそ快感の本質を感じていると言って過言ではありません。

コース料理で例えるなら、食後のドルチェをいかに際立たせるかという所。緊縛完成は、そのための布石としてのメインディッシュとして扱われます(だからと言って緊縛そのものに手を抜くことはありませんよ)。

メリット

  • 解き時の特有の快感を心身ともに感じることができる
  • カウンセリングがマストなので、相性が合う縛り手と出会えることで深い繋がりを感じやすい

デメリット

  • 精神的な繋がりを必要とするケースが多く、人を選ばざるを得ない状況になりやすい
  • 緊縛時間全体と比例して、本質的な快感を感じられる時間が短い

まとめ~自分に合った縄イベントに行こう!~

 

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いかがでしたか?3つのタイプからそれぞれの緊縛の違いをご紹介しました。もちろんこれら以外にも無数に細かく細分化されていますので(完全拘束・吊り専門・手足拘束のみなど、本当に「無数」です!)、詳しくは主催者さんへコンタクトを取ってみましょう。

気になるイベントがあるのなら、参加したことがある方へ感想やタイプを聞くのも大切です。あなたの肌に合うイベントと出会えれば、同志の輪も広がり緊縛やSMの世界がより楽しく深まっていきますよ

今回も最後までお読みいただきありがとうございました更新情報をお知らせさせていただくTwitterも宜しくお願い致します!→@SM_Romantica